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紅谷町ラガマフィン倶楽部のサード・シングル「いざ友よ」のMV、満を持して完成。絶賛公開中。

4月9日土曜日のI-KENトリビュートのイベントは、クラブAZのキャパで言ったら酸欠ライヴに近いほどの300名近くを動員し、恙なく執り行われた様だ。この模様は近いうちにライヴ・レポートとしてもお伝えするつもりなのだが、それはさておき、翌10日の13時頃まで献杯は続いていたとの話も伝わっているその会が散開し、ろくでなしたちが肝臓を安めていた4月10日19時19分、ろくでなしSTUDIOの公式YouTubeチャンネル「ろくでなしチャンネル」で、あるミュージック・ヴィデオが公開された。

紅谷町ラガマフィン倶楽部のサード・シングルとして、昨年の7月7日に配信リリースされた「いざ友よ」のMVだ。今回の一周忌に合わせ、満を持して制作されていたとのこと。まさにこれが最終の締め。弔いの儀はここに完成した。動画制作はお馴染みのKODONA VISIONS。クォリティは保証されている。

I-KENの生前に既に制作されていたというこの曲。単純に出会い/別れをテーマにした曲として世に出るはずだったものが、I-KENの遺した別れのメッセージの様な曲になってしまったことが悲しい。だが、この曲の本来の意味は、出会い別れを乗り越えて、ポジティヴに生きていこうと言うもの。だからそう胸に刻んでこの作品と向き合うことが正解なのだろう。

4月10日19時19分。それはI-KENが逝ってしまった時刻なのだそうだ。今一度、言わせてもらおう。ありがとう、さようなら、I-KEN。そして、その魂よ、安らかであれ。